他院で治らなかった患者様の病気や症状を改善してきました
井穴刺絡療法(せいけつしらくりょうほう)
内科医である故浅見鉄男博士(著者「21世紀の医学、近代文芸社)が30年以上かけての臨床的実践・研究のすえに開発された、東洋の優れた療法です。
*治療方法・井穴(爪ぎわにあるツボ)や頭皮上のツボに針で1㎜程度刺し、10~20滴程度瀉血(しゃけつ)すること。
*治療効果・この刺激により、脳や脊髄の神経の異常な興奮度や神経回路を正常にするという事が、患者さんの治療効果から推測されています。
*治療効果の持続・神経の興奮度や神経回路を正常化して健康状態にするので、ほとんど元の不健康状態には戻りません。これまでの病気の期間が長い方ですと、治療回数は何回かはかかります。
ツボ(井穴)を刺激することで、自律神経や体性神経を介して、筋肉や関節の痛み、アレルギー症状、内科的疾患などを改善する治療法です。
出血が多少あるものの、痛みも少なく、赤ちゃんから高齢者まで受けられる身体に比較的負担の少ない優しい治療法とされています。
井穴刺絡療法は、中国伝統医学の一種で、特定のツボ(経穴)を刺激する治療法です。
定義 / 井穴と呼ばれる特定のツボを刺激し、少量の血を出す治療法です。
目的 / 気と血の流れを改善し、体内のバランスを整えることを目指します。
方法 / 細い針や専用の道具を使って、指先や足先にある井穴を軽く刺します。
対象 / 様々な症状や疾患に対して用いられますが、急性・慢性の症状両方に効果があるとされています。
理論的背景 / 中医学の経絡理論に基づいており、井穴は気の流れの始点とされています。
A.自身が四十肩を患い、毎夜2時には肩の重痛さと冷たさで目が覚めてしまい、30分程肩の運動をしてやっと再び眠りにつくという事が2週間も毎日続き、困っていた時、井穴頭部刺絡療法の創始者、浅見先生を受診し、手足の薬指の井穴4か所に刺絡をしていただいた。
狐につままれたような治療法だったが、治療を受けたその日の夜から肩の症状で目が覚める事はなくなり、その後も、あの一回だけの治療で何もなかったかのように夜はぐっすり眠れるようになった。
西洋医学的には考えられない奇跡的なことであり、その後は、私自身が、肝炎、ネフローゼ、全身のしびれ等等、様々な病気や症状の患者さんに、18年間井穴頭部刺絡療法を試み、この治療法は私に驚きと喜びを与えています。
A. 細い針で刺しますが、チクっと少し痛いだけで、痛いというほどではありません。頭皮は10滴程、手足の井穴では20滴程ですので、その日に洗髪しても構いません。
※ 加藤 明理 院長の著書、メディア掲載の一部
【 名医シリーズ 】明日の医療を支える信頼のドクター
【 医療革命 】神経調節療法で全身的治療へ
加藤 明理 院長Dr. Akari Katou
・東北大学医学部 卒業・仙台日赤病院 小児科・西ドイツ ボン大学へ国費留学 ボン大学より医学博士号取得・厚生省に4年勤務 (国立循環器病センター・企画室長など)・東京女子医科大学で、衛生公衆衛生学教室講師「健康科学」を研究・病気の原因としての「環境と病気」、「体の全身の治るシステムとその歪み」の研究・同大学より医学博士号取得-東洋医学 非常勤講師・環境省に6年勤務 (公害健康被害補償不服審査会)・いくつか病院・医院の一般内科で勤務・「井穴頭部刺絡療法による脳脊髄神経調整療法」の治療を行い、他に漢方薬治療や良導絡療法などの全身的な治療も行っている。